SNSを使う人に知ってほしいこと2選

情報を得る手段として、若者を中心に使われているSNS。
令和5年の総務省の調査では、休日にインターネットを利用する用途として
「ソーシャルメディアを見る・書く」が最も多いことが明らかになっています。

現代、多くの人がインターネットを利用するようになりました。その結果、さまざまな人の意見を目にすることができます。
これを読んでくださっている方の中には発信をされている人も多いでしょう。
今回はインターネットを使う人に知っておいてほしいことを4つ絞って書いていこうと思います。
耳が痛い内容もあるかと思いますが、読んでくださると嬉しいです。
一応最初にお伝えしておきますが、だからSNSをやめろと言う話ではないです。
それを念頭に置いてSNSを使ってほしいということです。
1, エコーチェンバー効果という罠
SNSを見る楽しさとして、共感できる意見に触れられる!認めてもらえる!というものがあると思います。
自分に近しい意見を見つけて安心したり、同じ悩みや考えを持っている人に接触できる良さがあります。
その良さがあること自体は否定しませんが、実は危険な罠になってしまうこともあります。
SNSのせいで、考えが強化される状態に
エコーチェンバー効果とは、自分と似た意見ばかりに囲まれ、その意見が何度も反響することで、自分の考えがより正しい・多数派だと感じやすくなる現象のことです。

エコーチェンバー効果の危険性は「自分の考えが強化されること」です。
これが最も顕著に現れるのがSNSです。
自分の考えが強化されると聞いて、なぜ恐ろしいのかピンとこない人もいると思います。
筆者も最初はなぜ恐ろしいのかよくわかっていませんでした。
恐ろしい理由は、その意見が正しいかどうかに関係なく強化されてしまうということです。
その結果、極端な例で言うと陰謀論に陥ってしまったりもします。
大袈裟なと思うかもしれませんが、エコーチェンバー効果は人間の心理的に起こりうる話です。
そして繰り返しになりますが、「正しいかどうかに関係なく」正しいと思ってしまいます。
SNSのアルゴリズム的には、その人がいいねやコメントをした投稿に似たものが提案されます。
いいねやコメントをしていなくてもその投稿を見ている時間や、フリック速度など
SNSを利用していると思ったより多くの情報がSNS社に取られてしまいます。
これがさらにエコーチェンバー効果を増強し、より正しいと思ってしまうと言うようになるわけです。
ワクチンから見るSNSのエコーチェンバー効果
コロナウイルスワクチンについては本当に多くの陰謀論が囁かれました。
「ワクチンは人口を管理するためのものだ」「ワクチンにはチップが埋め込まれている」などです。
皆さんも一度は目にされたことかと思います。
ワクチンの安全性について疑問を持つのは至極人間として当たり前のことです。
自分の体によくわからないものを注射するわけですから、本当に安全かを気にするのは当たり前です。
その状態でSNSを見たり検索をかけると、ワクチンに対して否定的な意見が目に入ります。
中には先ほど述べたような陰謀論的主張もあるわけです。
「そんなわけがない」と思いながらページをスクロールし、否定的な意見が一つではないことに気がつきます。そして「真実に気づいた人」と「まだ気づいていない人」の対立構造になっていることに気がつきます。
このように書くと、字面だけなら気づいた人の方が利口に見えますよね。
元々安全性に対して懸念を持っていたなら尚更です。
そこからエコーチェンバー効果が発生し、自身の効果も分からないという考えが強化される。
その結果、陰謀論にハマってしまうという感じです。
2, 過激な意見がSNSでは注目されやすい
SNSでは、過激な意見がかなり広まりやすいです。
「男性はATM以外役割がない」「女性は搾取されている」「女性はコンテンツを終わらす」
筆者は男女論がXで騒がれ続けるのは、対立構造を煽るからだと考えています。
これはシニア世代と若者世代でも同様です。
「最近の若いやつは…」「老害が…」
対立構造をとる意見、すなわち反論が出やすい意見ほど投稿が伸びやすくなってしまっています。
人間はコミュニティに所属していないとダメな生き物である
人間は社会的立ち位置を気にする生き物です。だから、社会的な自分の立ち位置を気にする人は本当に多いです。
MBTIってありましたよね。あれが流行った理由はさまざまあるかなと思いますが、
筆者が思う一番の理由は、自身の立ち位置を簡単に可視化してくれるからです。
相性などもあり、MBTIを機に他者とコミュニティを築くのは簡単です。
MBTIの話題を聞いたり、診断をしてみたことがある人も多いでしょう。
それぞれのMBTIには、このような考え方をするというレッテルが貼られます。
筆者自身も何かする度に、INTPっぽいよね〜と言われることがありました。

こんな平和な画像は伸びないです。
対立もないし過激でもないからです。
MBTIでの分断こそあまりみたことはありませんが、「老人」「若者」「男」「女」など
誰にでも貼れるレッテルは大きな分断を生みやすいです。
自分がこのコミュニティに所属しているからこそ、他のコミュニティをグルーピングしてしまう。
この集団はこういう特質を持っているに違いないと一般化してしまうのです。
SNSで炎上している投稿では、主語が大きいものが多いです。
主語が大きいからこそ、多くの人にとって「自分ごと」となり
反論や批判がたくさん飛んできた結果、炎上につながっています。
SNSを利用する上で気をつけないといけないこと
SNSでは本当に多くの意見が発信されています。
しかし、SNSにはエコーチェンバー効果というものがあることをお話ししました。
また、過激な意見は多くの人にとって注目を集めやすくなっています。
SNSを利用する上で、こういったアルゴリズムや心理学が働いていることは覚えておきましょう。
SNS社は注目を集めるためにできる限りのことをしています。
そのアルゴリズムにハマってSNSの意見を多数派だと思わないようにしましょう。
また、できればそういった偏向報道は控えてほしいなと思います。伸びますが、そこに加担しないでほしいなと思っています。
個人的には論理的思考もSNSをやる上では必須です。ぜひこちらも読んでもらえれば嬉しいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
SNSを使う際は気をつけて楽しんでいきましょう!

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